コンピュータサイエンス

マッチ箱の脳(AI)―使える人工知能のお話: 森川 幸人: 本

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マッチ箱の脳(AI)―使える人工知能のお話

マッチ箱の脳(AI)―使える人工知能のお話

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   AI(人工知能)って何だろう。
   1970年代に冬の時代に入ったAI研究は、急ピッチで進む遺伝子解析や、脳研究、インターネットなどの科学技術の発達により、再び息を吹き返しつつある。しかし本腰を入れて勉強する段になると、複雑な理論や高度な数式の壁が行く手を阻む。そこで、何とかAIをわかりやすく伝えられないか、という考えから生まれたのが本書である。
 「文科系向けの本」と銘打ったこの本は、革新的なAIペット育成ゲーム『がんばれ森川君2号』の生みの親、森川幸人によって書かれた。ゲーム開発者の立場からAIとエンターテイメントの関係を模索する著者が語る、世にも楽しいAI入門書である。
   煩わしさを避けるためあえて細部にはこだわらず、遺伝的アルゴリズムやニューラルネットワーク、エキスパートシステムなど、AIを代表するモデルの数々を広く浅く取り上げている。軽やかで親しみのわく語り口に加え、「脱力系」の可愛いイラストが随所にちりばめられていて、「プログラムも数学も苦手」という人でも楽しく読める。
   また、ゲーム開発の苦労話やAIを取り巻くさまざまな最先端技術の紹介なども織り交ぜられているので、ある程度AIを学んだ人も読み物として楽しめる。(佐藤敏正)

内容(「BOOK」データベースより)

人工知能って、なんでしょう。SF映画に登場する、ロボットの脳ミソ?宇宙旅行をナビゲートしてくれる万能コンピュータ?いえいえ、人工知能は、もっと身近なところにあります。お天気予報からテレビゲームまで、実にさまざまな分野ですでにたくさん使われているのです。しかし、この人工知能、いったいどんな仕組みで動いているのでしょう。コンピュータも数学も苦手なあなたには、無縁のものだ、と思いますか?それでは、ちょっとそこにあるマッチ箱を使って「ちゃんと考える人工知能」を作ってみましょうか。その、小さなマッチ箱を原点に、将来、人類を、地球を救うかもしれない人工知能が作れたら、素敵だとは思いませんか。

内容(「MARC」データベースより)

なんとなく便利そうで、名前だけは知っているけど、その正体がわからない人工知能(AI)について、「がんばれ森川君2号」等のゲームで知られる著者が、文章と自らのイラストで素朴な疑問に答える。

目次

遺伝的アルゴリズム
コンピュータの中の遺伝子、GA
マッチ箱で作るGA
RPGのモンスターを作る
アストロノーカというゲーム
ニュートラルネットワーク
ヒトの脳から生まれたAI
マッチ箱で作るNN
ラブテスターを作る
がんばれ森川君2号〔ほか〕

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